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インスタントラーメン発明記念館

インスタントラーメン発明秘話を特集した
TV番組を見て、興味をもち
日清食品創業者であり
世界初のインスタントラーメンを発明した
安藤百福さんのミュージアムに行って来ました

1958年大阪池田市で、「チキンラーメン」が誕生!
安藤さん当時48才
一般的には、遅いスタートではありますが
その後の軌跡を知り
なるほどと思わせるストーリーと時代の流れがあり
まさに戦後の経済高度成長の波に乗り
その時代の恩恵を最大限生かし
ビジネス展開した人

戦後の貧しい時代からの日本経済復興 
→ 工業国へと発展

◆安藤百福氏ビジネス展開の「カギ」となった背景
➀工場オートメーション化による大量生産が可能に
➁家電の普及、とくにテレビCMの宣伝効果
③スーパーマーケットの普及拡大
   → 食品パッケージの需要
   → 価格競争 安く大量に

インスタントラーメンは工場で大量生産され
テレビ宣伝により、知名度が増し
パッケージ入りの為、運びやすく、効率的に陳列出来
工場での大量生産により、安く提供できる

まさにインスタントラーメンというアイディア自体
その時代の社会の動きにマッチしたかたちとなり
その消費量が増え続け大成功を収めました

1971年 世界初カップめん カップヌードル誕生
国際化時代を意識し、あえて英語のネーミングにし
はたまた大ヒット!

お鍋が必要なく、持ち運び便利
器は発砲スチロールという
軽量かつ断熱効果のある素材が、この頃開発された
また自動販売機でカップラーメンを買い、お湯を注ぎ
3分待って出来上がり!という販売方法も画期的!
その後、様々なスープの種類、麺のバリエーション
話題となったネーミング、カップ麺の人気と話題は
常に時代とともに進化します

2005年 地球初 宇宙食ラーメン 
「スペース・ラム」誕生
日清食品とJAXA(宇宙航空研究開発機構)の共同開発
開発指揮はやはり、インスタントラーメンの生みの親
安藤百福氏
あの野口聡一さんが、スペースシャトルで
ラーメンを食べるシーンを見たことあるよーな

宇宙に旅立ったインスタントラーメンを見届けた2年後
2007年 安藤百福氏自身も宇宙へと逝かれました
48才から、約50年かけ、時代の流れに乗った開発人生

その足跡は、世界の食文化の革命的貢献に留まらず
私財を投じ
「食とスポーツは健康を支える両輪である」を理念とし
1983年 「安藤スポーツ・食文化振興財団」を設立

そもそも
戦後の貧しく飢えに苦しむ日本の食生活を改善しようと
インスタントラーメン開発につながるが
経済的に豊かになり、食が満たされる一方
青少年の非行などが社会問題化
それに胸を痛めた安藤氏
子どもたちの健全な育成には
スポーツにより溢れるエネルギーを発散させるべきと
財団設立
安藤氏亡き現在も、その活動は受け継がれている

日本全国、色んなミュージアムがありますが
こんなにも大人も子ども楽しめ、身近に感じ、感心する
博物館も珍しいのではないでしょうか?

子どもたちにもわかりやすく、楽しいクイズ形式の展示
カップヌードルの形をしたドラマシアターでは
迫力ある大型映像で、マンガで安藤氏の発明エピソード
などを紹介しています
また、マイカップヌードルファクトリーでは
世界にひとつだけのMyカップヌードルを作ることもできます

そしてテイスティングルームでは
カップヌードルを食べてひと休み

開発ストーリーに感動し、心も体も満たされ
子どもたちも楽しめて
それでなんと入場無料!!!

このミュージアムも前出の財団の活動のひとつだそうです

2012年 インスタントラーメン年間消費量は全世界で
  1014.2億食!!!
 

何気なく食べて来た
インスタントラーメンの歴史を知ることにより
これからの食の未来が見えるかも・・?

カップル、家族連れ、お友だち、子ども会など
色んなグループで賑わっておりました
絶対オススメの楽しいミュージアムです!(^^)!

☆データー、記載内容一部は
 インスタントラーメン発明記念館パンフレット
 その他館発行冊子より引用



by miyukita-ka | 2013-10-07 16:17 | Travel | Comments(0)

きらきら輝く太陽、緑、風がシンクロする風景・・それが至福のとき・・優しい自然に囲まれ日々の出来事を綴ります。パッチワークのように、少しづつ、カラフルに♡


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