2014年 07月 04日
子どもの心の時間
子どもたちの机のお掃除をしていて
ふと、気になった次女が小学三年頃に描いた作品
子どもは時に、神様の使い?と思わせるようなことを
端的に表すことがある
心に浮かぶイメージをシンプルな言葉や絵で見事に表現する
雑なことで頭を使い過ぎる大人には、到底思い浮かばない
心の中のイメージ
この作品は、生活の中でのなにげない喜びをシンプルに表現
添えられたイラストは、食卓の楽しさをそのまま伝えている
子どもが成長するにつれ、様々な課題が複雑化し
時間に追われるようになり、雑なことにもまれ
ありのままの自分に向き合う時間を失うような気がする
子どもが子どもであるのは
「ひとつ、ふたつ、みっつ、・・ここのつ、とう」までで
十一、十二・・と数字で数えるようになると
もう子どもではないという
あっと言う間に過ぎてしまう神話的時間
「むかーし、むかーし、あるところに・・」という
ファンタジーの世界は、遠い昔のよう
過ぎ去って、初めて気づく、貴重な子どもの時間
その頃に描いたものを眺めては、今更その奥深さに気づく