2015年 02月 03日
お菓子作り
10才位の頃だろうか
何気に始めたお菓子作り
お菓子の本のページを繰り
眺めているだけで
胸高まり、ワクワクドキドキ
幼稚園の頃、紙芝居が始まると
別世界にワープするような
あの感覚と似ている
お菓子の本を開くと
そこには異次元のお伽の国が存在し
メリーゴランドを楽しむ子どものように
素敵な乗りものにふわふわと身を任せる
夢心地の時間
「将来は何になろうか」と進路に悩む思春期の頃
進路の決め方として2通りあると思う
①職に結びつく技能や資格を取る為に有利な学校を選ぶ
➁純粋に好きなことを学べる学校を選ぶ
①は先にゴールを決めて、そこに到達することを目的とする
➁は行く先は不明だけれど、自分の気持ちに沿うことを優先する
➀は現在→未来が一直線
➁は未来は漠然としている
何か事を決めるとき
頭で考え続けると、延々と決まらないことがある
損得勘定を始めると自分の本当の気持ちから逸脱し
誰の人生だかわからなくなる
自分のしたいことに素直に従えば
心の統一感と充足感はあれど
未開地を進むような先行きの不安がともなう
しかし、自分の内からの力に従うことで
不思議と必ずや道はつき
どこかにたどり着く
自分が想像だにしなかった場所かもしれないけれど
お菓子作りを通して、数々の楽しい時間、素敵な出会い
そして、ほっこり笑顔を貰った
自分の発信したことが
ぐるぐる回って励みの言葉や笑顔となり自分に帰って来る
嬉しくて、また作る
何も考えず、自分の感性に従うだけ
自分の外にあるものに充足感を求めようとも
100%満足することはないので
自分の中にあるものを温めて
お裾分けをして
その感性をキャッチして下さる人の輪を広げる
ゆっくりだけれど、少しづつ
これからもお菓子とともに、旅を続けるつもり
どこに寄り道をして、どう繋がって行くのか
未知なる道を楽しみながら