2013年 11月 19日
コープの森づくり
先週中ばから、急に冷え込み
森も一気に紅葉で彩られ
奥琵琶湖余呉ウッデイパルにて
コープしが主催、森林づくり活動
子どもたちと参加して来ました!
湖南の草津からずずっと北へ
琵琶湖のほぼてっぺん
余呉といえば、余呉湖
その小さな湖は長浜市にあり
約三万年前に琵琶湖から独立した湖(約1.8㎢)
日本最古の羽衣伝説の地として知られ
琵琶湖とは、古戦場で有名な賤ヶ岳で
隔たてられている
余呉湖の北東、少し離れたところに
コープの森はありました
お天気に恵まれ、紅葉の時期とも重なり
静かな森はマイナスイオンで
いっぱい~(*^-^*)~
琵琶湖の水源である山々を守ろうと
企業と滋賀県が協定を結び
森林整備するプロジェクト
滋賀を代表する企業として
滋賀銀行、平和堂なども参画されてるとのこと
滋賀県の区域面積の約50%が森林
そして琵琶湖はというと、県土の約1/6
滋賀県森林分布によると
琵琶湖を囲むように平地があり
その外側、つまり県境は全て森林地帯
近畿1450万人の水源である琵琶湖の水
その水源が森林
従って、森のお手入れをし
健全に守ることは、琵琶湖の水を守ること
いい勉強になりますー
水は水道の蛇口から出るものでありますが
そもそもは自然のサイクルを幾重にも経て
手元に届くものであるという
あたり前でありながら
あまり考えたことのないことに
気付かされるいい機会となりました
ところで、今回の森林活動何をしたのかというと・・
森林組合のおじさんから
ざくっと森林保全のお話を聞いた後
木の根元から約1.5mの高さのところを目安に
テープを巻く作業
⇒その目的とは
冬場になると食糧不足から、動物たちが木の樹皮を食べ
樹皮を失った木は病気に感染してしまうそう
樹皮は人間の皮膚に相当するもので
それが傷つくと感染症になるのと同じ
足場に気を付けながら、ただ無心にテープを巻く
なにげない作業ではありましたが
マイナスイオンの中でひたすら
無心になれる貴重な時間となりました
ほんの些細な支えが
森を救うという地球規模のことにつながる
と思うと、なんかいいことしたような・・
いつも恵みを頂戴ばかりで
少しでも支える側になれる喜び♪
恩返しというか・・
「木を見て、森を見ず」
まさに近視眼的になりがちな
忙しい現代社会
少し焦点を緩め
自然の中でほっこり地球のことを思うのは
とても大切なこと
なぜなら、私たちはそこの住人なのですから・・
森の中では、色んな発見が
”紫式部”という植物 How poetic!
森林組合のおじさんの道具たち
今や森林での作業も機械化が進み
道具たちも昔ほど出番は減少したそうですが・・
紅葉に彩られた美しいコテージエリア
森での作業の後、お待ちかねのランチタイム
色とりどりに紅葉したもみじに囲まれて
静かで幸せなひととき
大きな木からぶら下がったロープにつかまり
ぶらーん、ぷらーん♪
アルプスの少女ハイジのような気分で
宙ぶらりんで原始的ながら
最高に楽しいブランコを、子どもたちと一緒に楽しみ
Refresh!
ランチの後は、創作の時間
秋の恵みを組み合わせ、こんな感じに
小6の娘の作品
帰路の湖岸道路から見た美しい琵琶湖の風景
美しい森で、森林浴しながらの森づくり活動
生まれて初めて聞けた、森林組合の人からのお話
人里離れた滋賀県の北端に位置する
美しい余呉ウッディパル
どれもこれも特別な体験で
これからの行く先に影響にを与えそうな
そんな予感のする一日でした
車窓から見えた
夕暮れどきの琵琶湖がまた美しく
太陽から桟橋が下りて来たような光景
滋賀県は美しいところだと、改めて実感!
縁あって滋賀県民となり17年
ますますもっと滋賀が知りたくなり
情報発信したい衝動に駆られる・・
次はどこへ行こうかな?
今回の素晴らしい企画をして下さった
コープしがのスタッフの皆さま
心から感謝!!