木漏れ日Kitchen便り  ~Kira Kira *Sweet days*~

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青い森の旅物語 太宰治記念館 @金木


On the way to .. Kanagi
最後の見納め "岩木山"
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青森の旅、最終日
荷物をまとめ
満天ハウス「蟹座」とお別れし
「星と森のロマントピア」スタッフsanたちにも
ご挨拶をして
いざ、3日目の旅程へと旅立ち!

出会いはいつも "ワクワク"
お別れはいつも "ウルウル"
「また、来れるかな?」と息子
「大人になって、バイクの旅はどう?」
「・・・・」
子どもたちが、自分で旅するのは
そう遠くないような気がする

弘前市から、津軽半島方面へ北上
両脇にりんご畑が広がる農道を
ずーっと走り🚙
信号も殆どなく
のどかなドライブが続く

五所川原からさらに北上し
弘前出発から約1.5時間
金木に到着!



太宰治記念館 (旧津島家住宅)
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「滋賀から、遥々、弘前まで来たなら、金木に
 寄ってらっしゃい」
「太宰治の父が建てた、大邸宅があるから」
 と、朝風呂で出会ったおばちゃんたち

偶然の出会いの流れにのり
津軽平野のほぼ中央まで
やって来た

偶然の出会いにオープンでいると
筋書きにはない
冒険の途が開ける
カーナビ頼りに
よくぞ此処まで来たなと
我ながら思う・・(*‘∀‘)



土間
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太宰治とは、「人間失格」「走れメロス」など
高校の教科書以来で
これまであまり縁のない作家でありながら

思春期特有の「コンプレックス塊」であった頃
「人間失格」が、妙に心に響いた記憶がある
とにかく内向的で
空想癖があり
反骨的な精神を軸に
ひたすらアイデンティティーを探し求めていた
あの頃

未だ、そんな性癖はあるものの
色んな人生経験のお蔭で
随分、自分との折り合いが付き
楽になって来た

太宰治は、39才で自死を遂げるが
もう少し、自然に任せ、生きていたら
暗闇から、光のステージへの展開が
あったのでは?・・と
妄想する



日本三大美林 "ヒバ" が材木として使用されている
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囲炉裏のある和室
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板間
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●1907年 津島源右衛門 (太宰治の父)が建築
(明治40年) 入母屋造、階下11室、2階8室
       庭園など合わせて、宅地約 680坪
       当時、金融業店舗兼住宅として建造


●1909年  太宰治 (津島修治 源右衛門6男) 誕生
 (明治42年)



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この建築の設計は
あの弘前市界隈に現存するレトロ建築を手掛けた
堀江佐吉
棟梁は、佐吉の4男 斎藤伊三郎

決して豊かでない農村の地で
超裕福な家庭に
7人兄弟の6番目として生まれ育った
太宰治
父は金融業に加え、県会議員、衆議院員、貴族院議員を務め
多忙の為、邸宅には、父母ともに不在が多く
幼少期は、使用人の世話で育つ

学校での成績は優秀で腕白であったと
記録にはあるが
この大邸宅について、「苦悩の年間」の中で
「この父は、ひどく大きい家を建てた。風情も何も無い
 ただ大きいのである」としている

幼少の頃より、体が弱く
心身ともに、決して健やかでない様子が伺える




お膳棚
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太宰は、決まった時間に大勢が揃い
うつむき加減に黙々とごはんを噛む
三度の食事時間を、異様な光景としてとらえ
食事は儀式であったとさえ
「人間失格」に書いている

悦びであるはずの食事が
太宰にしては、苦痛のひとつであったとは
邸宅での寒々とした光景が
浮かび上がる
少なくとも、太宰の心中ではあるが



太宰が生まれた部屋
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京都からお取り寄せした、津島家仏壇
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金融店舗金庫
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2階客間 襖絵
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贅を尽くした大邸宅は
明治当時の約4万円 (現在の6-8億円)の価値に
相当するという

●昭和23年、 津島家は邸宅を手放し
●昭和25年  旅館「斜陽舘」が開業 町の観光名所になり
       多くの太宰ファンが訪ねるようになる

●平成元年  旧金木町 有形文化財指定
●平成8年   金木町買い取る
●平成16年  旧津島家住宅「斜陽館」国重要文化財指定




津軽鉄道 金木駅まで歩くと
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人気なく、古く静かな、金木町
太宰が、実家と周囲との格差に
思い悩んだ訳がわかる

今も、遥々遠くから
太宰ファンが多く訪れる名所ではあるが
あの邸宅で太宰が生まれていなければ
まず訪れることのない、小さな町



金木駅舎
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冬のストーブ列車
夏の風鈴列車で知られる
津軽鉄道
津軽五所川原~津軽中里
津軽平野をまっすぐ
のどかな田園風景を走る
ローカル線



駅舎内の本棚
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本数が限られているので
待ち時間の暇つぶしにと
置かれているであろう文庫本
整然と並んでいるのが印象的
「太宰ゆかり地」駅舎ならではの
ゆったりとした時間と配慮がある

太宰生誕から、100年以上経ち
時代は、急速に情報過多となり
ゆったりと、本を読みふける光景も
珍しくなりつつある

津島家邸宅も
時代の波に乗り、興隆するも
時を経て、手放されている
来ては返す波のように
万物は同じカタチを留めることはない

「うたかたの、もののあわれ」

そんなもの悲しさと
人生の本質を垣間見せる
金木への旅となりました

朝風呂で出会ったおばちゃんに
感謝!

























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# by miyukita-ka | 2018-04-18 14:47 | Travel | Comments(0)

青い森の旅物語 晩餐 @シリウス 

和定食
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弘前市街をぶらぶらと
堪能した後
「星と森のロマントピア」満点ハウスに早めに帰り
すっかり、我が家のように寛ぐ、私たち

前日の朝風呂で出会った
地元のおばちゃん2人のお勧め
2日目はレストラン「シリウス」で
夕食を頂くことに

岩木山を臨む、露天風呂でほっこりし
からだを温めた後
シリウスへ




かつ丼
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バラ肉丼
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どのメニューもボリュームたっぷり
ご飯に蕎麦が付き
食べきれないほど

和定食の刺身は新鮮!
もずくはたっぷりとあり
地元の幸を堪能させて頂きました

青森に来てから
青森訛り心地よく
素朴な笑顔と
ゆったりとした
親切な接客マナーが
青森的ホスピタリティー

岩手県を訪ねたときも
同じく
オープンでゆったとした
関わり方に
東北らしさを感じました

美味しく
ゆっくりさせてもらい
美しい月夜を眺めつつ
満天ハウスへ戻り
カードゲームもそこそこに
睡魔に襲われ
ぐっすりと・・・ZZZ
幸せー♡


次の日は
いよいよ最終日
それも朝風呂で出会ったおばちゃんお薦め
太宰治記念館 「斜陽館」へと
金木まで、津軽半島へ向かいますー🚙







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# by miyukita-ka | 2018-04-17 18:26 | Travel | Comments(0)

青い森の旅物語 弘前市街レトロ散歩③

Apple pie guide map ♡
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りんごの街 弘前
街を歩くと、洋菓子店、カフェが
あちらこちらに多数あり
アップルパイMAPを片手に
訪ね歩くのも楽しい🎵

りんご産地、弘前では
新鮮なりんごを贅沢に使った
アップルパイが各店での
人気商品



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アップルpieガイドは
まるでアップルpie図鑑!
50種類ほどのアップルpieが紹介され
姿カタチにおいて、同じものはなく
唯一無二のもの
「どれにしょうか・・」
これだけあると、決められない!

とりあえず、地図を見て
現在地から近いお店をアタック!


マタニパンのアップルpie♡
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「あった!」
アップルpieガイド掲載店は
店先の赤いフラッグが目印となり
分かり易い

マタニパンは昭和初期創業の老舗
パン好きの私は
ずらりと並ぶ美味しそうなパンの方に
気を取られつつ ・・(´・ω・`)・・
ケーキ棚中央にある、アップルpieを
迷わず購入



写真のように
ツヤツヤ Beautiful apple pie!
パイ生地はしっとりぱりぱり
あっさりと淡泊なバターの風味
りんごが贅沢にぎゅーっとフィリングされ
甘さ控えめ上品なオーソドックスタイプ
老舗ならではの、落ち着いた貫禄あり!



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アップルpieのお次はタルトタタン!
ガイドマップによると9店舗のみの紹介で
とりあえず、近場を訪ねてみる

ベーカリー&カフェ SAKIを見っけ!
ここも素敵なパンと洋菓子が並び
広々としたカフェでは
昼下がりの"Tea time"を楽しむ
熟年の方々、若者、ネクタイ族も居て
優雅な弘前市民!

「タルトタタンありますか?」と尋ねると
残念ながら、すでに、売り切れー(ノД`)・゜・。

「折角来て頂いたのに、申し訳ないですー」と
優しい笑顔で対応して下さった
若いイケメン店員さんのソフトな対応に
気をよくして
「気になるりんご」をお土産に購入!




ル・ショコラタルトタタン
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ル・ショコラの店内は
お洒落な内装で
ショーケースに並ぶケーキは
「わぁー!」と華やいだ気持ちになる
カラフル&可愛ee~♡
目移りしつつ、タルトタタンを迷わず購入!
ル・ショコラの、カフェでも
Tea timeする弘前市民を、多数お見かけし
素敵なケーキと優雅な時間を過ごす
弘前市民の "Quolity of life" は高め!

ル・ショコラタルトタタン
ベースはパイではなく
厚めのタルト生地
さくさくクッキー生地に
キャラメリゼした大粒煮りんごが
ぎゅーっと、たっぷり!
上品な甘さの、やわらかい煮りんごと
甘いタルト生地のバランスが
Nantomo iezu Buravo!




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ル・ショコラのお店の外観も
お洒落!

「りんご力」は
パティシエさんたちにも
創作パワー✨
送っているようですよー(*^-^*)ー
















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# by miyukita-ka | 2018-04-16 15:53 | Travel | Comments(0)

青い森の旅の物語 弘前市街レトロ散歩②

青森銀行記念館
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明治時代、私立学校「東奥義塾」を開校し、外国人教師を招聘
欧米諸国の教育文化を取り入れた、弘前市
その文明開化の余波は、当時の建築にも表れ
この旧第五十九銀行
1904年(明治37年)、堀江佐吉により建造され
和洋折衷、ルネッサンス風シメントリー様式
国の重要文化財に指定されている





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このビルは鉄筋コンクリート造りとして
弘前で2番目に建造されたもの
この写真では分かりづらいですが
角地に合わせ
コーナー切ったデザインで
銀座の和光ビルのようなイメージ
煉瓦造りの1階には
老舗カフェ「珈琲時代屋」がある




漆喰の蔵のような建物
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黒と白にまとめたモダンな建物
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弘前公園近く、弘前市街は
商店が軒を連ね
レトロな町並の中に
目を引く建築や
古めかしいお店、カフェ
パン・ケーキ屋さん
雑貨店などか多数あり
ぶらぶらお散歩すると
楽しい🎵



弘前市民のソウルフード?
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こがね焼き?
60円!?
レトロなお店の外観と
ひと昔前の値段設定が気になり
入店v(*^-^*)v

調べてみると
「黄金焼」は古くから弘前市民に愛され
弘前市民なら一度は食べたことがあるという
人気和菓子
たまご、牛乳は使用せず
今回たまたま訪れた「川越黄金焼店」
なんと、江戸時代からの老舗!

お店の中には
ほっこり出来るイートンスペースがあり
そこでひとまず休憩することに

サービスで淹れて下さったお茶と
焼きたて「こがね焼」を
美味しく頂き
幸せー♡
写真を撮り忘れましたが(*´з`)
少し小ぶりの「今川焼き」のようで
生地が妙にもちもちしっとりしていて
餡は甘さ控えめ、白餡のみ
すーっと、具合よく、小腹に収まります



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生地の「もちもち」のヒミツを知りたくて
店主の方にまるで取材するかのごとく
質問攻めしたところ

生地には
●「水あめ」が混ぜてあること
● 焼き上がったものを
  →上記写真右のスチーマーに入れる

それが「もちもち」のヒミツらしく
「ご家庭で温め直す場合は、スチーマー機能のある
 レンジでチンして下さい」とのこと

もうひとつ気になったお値段について゜
●つい最近まで、50円だったのを
 材料高騰の為、10円upしたとのこと!

創業以来、ずっと50円で
「こがね焼き」1種類のみで
経営を続けて来られたことは
まさに!
弘前市民に愛され続ける
ソウルフードならではのこと

現に、お店滞在中、ほんの数分の間に
10個ほど、箱詰めで買って行かれる
常連らしきお客さんを、数人お見かけしました

レトロな街で
レトロな、まんまのおやつ
ほっこりパワー満載の
「こがね焼き」

弘前市街(土手町)をお散歩のときには
是非!

動画では、青森訛りが懐かしく
作り方までわかるので
興味ある方は、Check!↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=eo2O6Qormy0






















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# by miyukita-ka | 2018-04-15 18:51 | Travel | Comments(0)

青い森の旅物語 弘前市街レトロ散歩①


弘前公園の桜 (3月末)
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津軽藩ねぷた村のすぐそばに
弘前城とお城を囲む
弘前公園があり
今年は祝100周年
「弘前さくらまつり」
4月21日~5月6日に開催予定↓

http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=198&agent=1&partner=Excite&name=%B9%B0%C1%B0%A4%B5%A4%AF%A4%E9%A4%DE%A4%C4%A4%EA&lang=euc&prop=500&bypass=1&dispconfig=&tblattr=1&req_q=%B9%B0%C1%B0%A4%B5%A4%AF%A4%E9%A4%DE%A4%C4%A4%EA&pdtype=

調べてみると
弘前さくら祭は
弘前公園の広大な敷地内が
一斉にピンク染まり
それはそれは見事な
桜の饗宴!
露店、イベントも盛り沢山
観光客数も半端ではなさそうです
丁度今頃、現地では
桜が開花している頃ですね♡

桜まつりの頃には
「これ、全部咲くんだ」と
まだ少し肌寒い、弘前公園でランチ
前日、スーパー 「Cabu」で仕入れた
地元ベーカリーパンを堪能しつつ
まだ蕾さえない、一面の桜の木
青い空と広いスペースを眺めつつ
3週間後に始まる、桜まつりのことを思う




旧弘前市立図書館
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弘前公園から
弘前市立観光館へ車で移動
地下パーキングに停めて
弘前市街をお散歩

弘前市街は、古い街並と
明治大正時代に建てられた洋館が
遺されていて
長崎、神戸、函館など
外国人の多く居住する港町の
雰囲気と似ている



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大工棟梁、堀江佐吉により
1906年(明治39年) に建造
ルネッサンス様式の八角形型の
ドームが特徴
大きな窓から注ぐ太陽光に溢れ
グリーンの窓枠とダークブラウンの
机と椅子が素敵



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図書館内で見つけた
「弘前市民憲章」

岩木(おやま)とお城に見守られ
春は 桜
夏は ねぶた
秋は りんご
冬は 雪

なんと!
ゆるく、詩的で、季節感溢れる
美しき市民憲章!



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「あずましい」とは
ゆったりとした心地よさ
という意味らしく
津軽りんごを中心とした
ほっこりとした土地柄をアピール
この「ゆるさ」
なんとも言えず、好きです♡



旧東奥義塾外人教師館
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旧図書館のすぐそばにある建物
県内初の私学校「東奥義塾」に招聘された
英語教師住居
当時の生活を再現した建物として
公開されている



1Fには、サロン・ド・カフェ アンジュ
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Bedroom
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ジョン・イングという
「東奥義塾」の英語教師が
りんご栽培を教えた人物とされている

イング宅のクリスマスパーティーで出された
西洋りんごが好評で
その後、種・苗木を輸入し
栽培を指導したという
1874年 (明治7年) の話

この人物が青森に来なければ
パーティーでりんごが出されていなかったら
栽培は伝授されなかったかも?
と思うと
青森県、青森県民には
大変重要かつ運命的な出会いであると
言える

このあとまだ
弘前レトロ散歩はつづきますー

















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# by miyukita-ka | 2018-04-14 15:23 | Travel | Comments(0)
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きらきら輝く太陽と緑と風がシンクロする風景・・それが至福のとき・・優しい自然に囲まれて日々の出来事を綴ります。パッチワークのように、少しづつ、カラフルに・・


by miyukita-ka
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