2015年 08月 18日
Summer camp in 美歎牧場 ④
キャンプに来る前は、連日猛暑でヘトヘトでしたが
鳥取県に来てからは、さほど暑さが気にならず
美歎牧場は小高いお山の上にある為か
朝晩は涼しく、朝方は少し冷えるくらい
快適な朝を迎え
洗面→体操→牧場をお散歩
丘の上から、みんなで
和牛のエサやりを見学
☆餌へのこだわり(鳥取県畜産農業協同組合資料より)
①国産自給飼料
休耕田を有効利用し、飼料稲、飼料米、コルゾー、トウモロコシを栽培
②資源の循環
TMR(食品を作る過程で出る副産物→大豆粉、ビール粕、おから、パン粉等)
を利用することで、食品副産物を有効利用
①+②→混合飼料で育つ牛は、"米育ち牛"と呼ばれ
安心安全、環境にもやさしい、エコな牛育て
輸入飼料だけに頼らない
生産者と消費者が『100年先まで続く日本の食』を考えるとのこと
我々、消費者は値段とモノを見て
良さそうだと思うものをサッと選びますが
酪農家の方々は、100年先のことを考え、安心安全、安定的に
供給出来るよう、地道に努力されていることを思うと
頭が下がります
☆乳牛の日々の餌やり(50-60kgの青草を食べるとされる)
☆朝夕の乳搾り
☆春は餌の種まき
☆夏は暑さに弱い乳牛の暑さ対策
☆秋は餌の収穫
☆冬は雪かき
年中、ほぼ休みなく働き続ける酪農家の仕事
跡継ぎがなく、過去10年で100軒のほどが廃業し
鳥取県では、約140軒ほどの酪農家が現在も存在し
紙パック約16万本の生乳が、毎日大山乳業の工場に届けられるという
牧場の整地、餌の種まきから収穫、乳牛の健康管理、餌やり、乳搾り・・
消費者がスーパーに行けば簡単に手に入るのは
大地に根差すような、生産者の並々ならぬ日々の労働のお蔭
現地で、現場の人から直にお話を伺うことで
そんな視野が拡大する貴重な経験となりました
COOP美歎牧場 事務局長 森本さんの素敵なTシャツ
汗をかきつつ、牧場を案内して下さった森本さん
人柄のよさが伝わるような、いつもご機嫌な感じの方
子どもたちには、アイスクリーム作りの段取りをして下さいました
"Breakfast"
牧場をお散歩した後は、朝ごはん
これも、現地スタッフの方々が、早朝から用意して下さり
まさに自然の恵みを新鮮な空気の中で、頂ける幸せ♡
●フレッシュバターとふんわりミルクぱん
●茹でたてジャガイモ
●茹でたてたまご
●新鮮野菜サラダ
●ヨーグルト
●コーヒーor牛乳
お芋があまりにも美味しいので、品種を尋ねると
「ふつうのお芋」だそうで・・(/・ω・)/
ヨーグルトも勿論自家製のもので、そのフレッシュなこと!
新鮮なものを、清々しい朝の空気の下、生産者のお顏や人柄を感じつつ
頂けることほど、最高なことはありません~☺
"食べることは生きること"とおっしゃっていましたが
まさに、さまざまな命を美味しく頂き、もりもり元気になれたような・・
元気を頂いたことで、自分に出来る「何か」で精進出来れば
いい循環となり、お返しが出来るかも
有難い、ひと夏の経験に感謝(#^^#)