2017年 01月 13日
河久
*満月弁当*
自彊術教室に通われている生徒さんの紹介で
今年の新年会は、和洋折衷の割烹
看板メニュー「満月弁当」を頂いて来ましたー
京都らしい路地裏に、間口の狭い入口があり
玄関へと続く、京都らしいアプローチに
すでにテンションUP!
京都の小路の奥には、外からは想像出来ない
素敵な空間があります
河久大将、浅見亘男氏は
ホテルで洋食の修業を積み
京都近郊の食材を厳選し
当然ながら、すべて作りたてもの
新鮮なお造り
絶妙な焼き具合のお魚
パリッとした揚げもの
経験から培った確かな目で
ひとつひとつ素材を選りすぐり
丁寧に切り
素材を引き立てる火加減、焼き加減
そして、きちっとした盛り付け
決して煌びやかではなく
地味で控えめな感じなから
コアな職人の心が伝わる
日本料理の職人技は
世界にも通ずることが
このお弁当という小さな空間からも
見て取れる
●ミンチカツを春巻き風に巻いた揚げもの
「カラっ」とした揚げ具合
絶妙な塩加減と
「パリっ」とした焼き加減
ホロホロふんわりとした身
美しい皮の焼き加減
「火」の通し方加減というのは
料理の質を決める決定的なものかなと
*Dessert*
心が満たされるのか、中盤でほぼ満腹となり
デザートは、和食器に盛られた
ジェラートの控えめな甘さ
和と洋の見事なマリアージュ♡
シンプルなデザートだけに
これもやはり、素材のよさが光る感じがある
お座敷から見渡す鴨川
夏場は、この川床で食事することも出来て
まったり、ほっこり、京都らしい時間が楽しめます
しかし、トンビが飛来しており
美味しいものを狙いに来るかも?
帰りには、二代目大将らしき人が見送って下さり
きちっとした職人さんらしい空気感が漂う感じの方でした
「ほんもの」に出会うこと
一流の人に触れること
生涯、そんな機会はそうそう多くはないけれど
たまには、背伸びして触れてみると
「何か違う」何かが記憶に刻まれ
真摯に仕事に向き合うことの素晴らしさに
心動かされます
いいところを紹介頂いた生徒さんにも
感謝(*^_^*)